2010年9月26日日曜日

「袋小路 第78回定例会」に参加してきました。

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先週遊びに行った会でゲーム会の名前を聞いて
調べたらたまたま今週だったんで行ってきました。
(実はこれを撮った後にオートロックで閉め出し食らったのは内緒w)



まあ、初めて行くところはいつも緊張するわけで、
しかも今回はインターフォンならさないとドアが開かないんですよ。
なんという障壁…。
でも、鳴らせば誰かが開けてくれるだけなので何の問題もありませんでした。
なんか"合言葉を言え"とか"誰の紹介ですか"とか
あったらどうしようとか思ってたw
(そんなはずはもちろんない。公式HPに事前登録不要とか
ちゃんと書いてあるんだよ)

で、こちらが公式の今回の例会報告。
全体のゲームについてはこっちの方を見てくださいな。

では、私はいつものようにプレイレポート。
(今回は数が多いので少し抜けてると思う)

■マンマミーヤ

ゲーム紹介はすごろくやさんから。
手札から仕込みの山に材料を出して、材料を満たしていると思うタイミングで
レシピも仕込みの山に放り込む。
山札がなくなった時点から仕込みの山を順に開けていって
材料が満たされていればピザの完成。
各自にレシピは7種類用意されていて、
3ラウンド中にどれだけレシピを完成させられるかというゲーム。

実際やってみると全部のカウントはできないので
勘で軽いノリでやるのがよさそうですね。
あと、レシピははずしてもペナルティはないのでダメもとで
入れるのもいいと思います。

実はこのゲーム始めてだったり。
ルールも聞くし、周りでやっているのも見たんですけど
なぜか機会に恵まれなくw
今回は様子見しながらやりましたがきっちりできている公算が
高い時にしかレシピを入れませんでした。
結果は4レシピ完成で3位だったかな。
1位は5レシピで残り材料が多い人が勝ってました。
勝ってる人はレシピを入れる回数が多かったですね。

わかってる人は手札の回転が良い感じ。
手札は常に7枚になるように補充するんですが、
レシピも手札になるのでレシピを差し込んだ方が
山から引ける枚数は増えるんですね。
仕込みの山に入れられるのは材料1種のみという制限があるので
手札を回転させた方が効率はいいはず。
今度は手札補充のためにレシピ捨てということも考えてプレイしたいと思います。

まあ、周りに"マンマミーヤ大好き!"って人はいないので
いつになるかわかりませんがw

■宝石商

紹介はCU部さんのところから。(本当によく引用してるな…)

見事なバッティングゲーです。
プレイヤーが選択できるのはお金を取る、宝石を取る、特殊カードを取るの3つ。
バッティングしなければタダでゲット。
二人なら宝石を使って交渉。
三人ならだれも取れない。
これを7ラウンドしたら決算で、宝石の種類ごとにトップの人が
宝石に応じた報酬をもらい、総数の半分を場に返す。
また、特殊カードにはその場で報酬を得るものや、
決算時に報酬になるもの、宝石に影響を与えるものなんかがある。
決算3回終了時に一番お金を持っている人が勝利。

バッティングとか役割選択とか大好きなんで欲しいんですよこれ。
宝石とかカードのデザインも好きなんですよね。
さすがにaleaというべきでしょうか。
バザリのリメイクらしいんですがどちらも絶版らしい…。
再販されないかなぁ…。

今回のゲームでは1ラウンド目に早々に
鑑定書(決算時に所持枚数トップなら10、2位なら4が入る)をゲット。
鑑定書が出るたびにわざとバッティング狙ってやろうとも思いましたが、
決算まででなくて、お金と緑だけ狙ったのが功を奏してさっくりとリード。
2回目、3回目の決算も大きな波を起こさないようにだけ注意を払って
1回目の決算のリードを維持してトップを取りました。
まあ、場に提示されるカードの運が良かったこともありますが
1回目のリードの後、他の人に結託されなかったのが大きいですね。
それぞれのプレイヤーがそれぞれ最大を目指していたので、
私はあまり目立たないようにそれぞれが平らになるように仕向ければ
良かったわけです。
結託すると言っても私が決算時に宝石で得点できるように
しないくらいしかできないですが。

勝ち負けよりやはり選択カードの読み合いが面白かったなぁ。
その場で一喜一憂したり、バッティングでドラマが生まれたり。
機会が許せば続けてもう一ゲームやりたかったですね。

やっぱり欲しい…。

■ピット

ぺらねこナイトの0次会でもやりましたね。

今回はスタンディングです。
やる気が違いますw
で、旧版なので画が緑ベースで割と見間違いますw
私はこっちの見間違うデザインの方がゲーム的に
面白いと思うんですがね。
あとは上級ルールで2枚特殊カードが入りました。
1枚はBear単なるババですwなんかに紛れ込ませて人に送りましょう。
もう一枚はBullこれはオールマイティ。うれしいカード。
でも、Bear、Bullともにゲーム終了時に手札にあると飼育料で20点マイナス。
Bear、Bullを入れる代わりに2枚抜いて、そろわない取引商品ができます。
(この2枚ぬくのはハウスルールのようですね。)

まあ、ワイワイやりたいだけなので細かい得点計算はなしw
結果は6回中1回勝てました。
もう一回はそろえられたんですが確認してる間に鳴らされてしまった・・・。
前回一回も勝てなかったのでうれしい限りです。

■ウィリー

ちゃんとしたルールはこの辺を参考に。

マストフォローのトリックテイクのゲームですね。
用語はここここここで読んでくれればわかると思います。
(今回はトリックテイクいっぱいやったのでね…、
この辺の説明毎回するのは勘弁してくださいw)

ほんとにこのゲームは変ですわ。
"ウィリー"と宣言するだけで確実にトリックが取れるし、
トリックの合計が1番の人が3点はいいとして、
2番の人が1点、3番は0点、一番少ない人が2点。
というなんともいやらしい得点配分。
大きい数字を狙うか少ない数字を狙うか…。
また、トリックが取れたら同じ色に限り手札からの交換もあり。
インストの間から"変態的なゲーム"だと言われるのは良くわかりますw
(ちなみにトリックを取れるのは各プレイヤー2回までの制限があります。
ここは良くあるルールじゃないので変態的ではないw)

ごちゃごちゃしているようにみえて
やってみるとルールはすんなり。
もちろん悩ましいですけどね。
手札交換があるから上狙いと見せかけて下狙いとかもできるし。
"ウィリー"をいうタイミングが何とも難しい。
どっちに向かっているか分かれば周りもそれを
妨害するようなカード切ってきますからね。
マストフォローのおかげで確実に妨害できるとは限らないけど。

今回はというとゲーム感がわからなくて最初は
中途半端な数字になってしまい3位を連発…。
うまくいったと思ったら1位のはずがなぜか同点に。
(同点は0点になるという恐ろしいルールがw)
最後の方は展開に恵まれたせいもあって、かろうじて8点で3位。

マストフォローなのにプレイヤーがいろんなコントロールが
できるのが特に面白いですね。
トリックテイクの割にはカード運よりはプレイで
差が出そうだと思いました。

■シカゴギャングスター

紹介はここかな。

ギャング同士のしのぎの奪い合い。
ゲームは10から12ラウンドで構成されて、
ラウンドごとに違うプレイヤーとタッグを組んで
しのぎの取り分を決定する。
場所ごとに使えるカードと人物の影響力が効くかどうかが決まっている。
人物は影響力だけ大きなものもあれば、特殊な能力があるものもいる。
タッグには先攻と後攻があって先攻は1枚だけ伏せて出す。
後攻は先攻を上回れば勝って良いもの(勝利点とか新しい人物とか)が
得られるのだが、伏せカードがあるために確実なところを出すには
大きい数字を出さなければいけない。
もちろん先攻のやり取りをみて推測することも大きな手掛かりになるだろう。
ゲーム終了時に勝利点(お酒らしい。禁酒法の時代が背景なので)が
一番多い人が勝利。

ゲーム的にはリソースマネジメントになるんだろうか?
いかに自分のリソースをうまく使っておいしいところを
取るというということになるのだが、ラウンドごとに味方になるプレイヤーと
どこまで結託するか、または、どこまで引き出すか。
もちろん他のプレイヤーに多く出させれば一番いいのだが、
ケチっていると相手側に負けてしまう。
しかも相手の合計数の半分を下回ってしまったらおまけでもらえる
収入すら獲得権を失ってしまう。
組んでいるプレイヤーが仲間のようでだまされてはいけない相手であり、
敵陣にはもちろんぬるい手は打てないのだ。

なんともコントロールに困るゲームだった。
ラウンドごとに味方が変わるので、
「次のラウンドは私が頑張るから今回のラウンドはそっちが多めに出して」
といった交渉は効かない。
むしろ敵になる可能性もあるのだから多くはきだせた方がいい。
かといってその時に自分もある程度出してないとダメなわけで。
そんなこと考えながら敵陣も考えて…。
ちょっとターゲットが定まらない。
ゲームにはなっていたけどなんというかふわふわしてしまった。
とりあえずゲーム終了時に手札のカードの種類ごとに
合計値の一番多い人に2点が入るので、
ブラフを張って後半拳銃だけは出さないようにしていた。
たぶん組む相手が毎ラウンド違っていたので、
それほど何を持っているかまでは憶えられていなかったみたい。

最終的には1点差で2位だったかな。
インストしていた人以外は初回だったこともあり
かなり正直なギャングたちだったみたいw
読みを深くしすぎてしまうと長引きそうだ。
印象としては騙し合いもゲーム的にはそれほどうまくいっていないかも。
何かゲームデザイン上での工夫があと一つ必要だったように感じる。

■宗教裁判

他の紹介はここで。

プレイヤーは宗教裁判にかけられている。
尋問官を買収したり、自白をしたり、他のプレイヤーを告発したり、
体力と精神力がなくならないようにしながら
なんとか生き残るのだ…。

まあ、なんといってもカードのテイストがいい。
本当はもっとおどろおどろしくてもいいくらい。
(上で紹介したページだと女性の方だったので苦手なようだがw)

買収すると拷問が回避できるが、
次のプレイヤーはさらに1多い金額じゃないと回避できない。
ああ、何ともあさましい尋問官。どんどん欲深く…。
そんな仕組みなので誰かは拷問のえじきになる。
えじきになったらむごさの代償としてコインが恵まれ
拷問の内容に合わせて、自分の体力と精神力を減らし、
追加される特徴カードを引く、
そこで、拷問を受けた時に自白すればそれらを軽減できる。
さらに他のプレイヤーの特徴を指定する告発ができる。
特徴は告発でいい当てられた場合とその特徴を探している
尋問官の拷問を受けた時に公開しなければいけない。
公開した場合にはゲーム終了時に減点が大きくなる。
自白した場合には拷問官カードは証拠カードになり、
ここにある特徴と自白内容があっていれば減点になる。
(このあたりのルールは今回のゲームで間違っていたみたい)

とにかくお金は限られているので、
どこかで拷問は受けることになる。(なんとむごい)
また、死ぬわけにはいかないのでどこかで自白をすることになる。
(刑の軽減のため)
となると、自分の特徴をいかに隠すかということが結構重要になってくる。
いかに見破られないように適度なタイミングで
拷問を受けて、自白をし他のプレイヤーを告発するか。
やっとここで、このゲームの本性が見えた気がする。
拷問官は怖いけど本当に怖いのは本来仲間でもいいはずの
異端信者たちが足の引っ張り合いをすることなのだ!

やー、テーマ的にはしっかりできている気がするなぁ。
何の救いもないけど…w

インストしてくれて方も初プレイだということで
ルールを見ながらプレイ。
4人なのに全く特徴の推理ができないw
(特徴は9つでゲーム開始時に2枚配られている)
一番楽をしているであろうプレイヤーの回避した尋問官とか
頑張って憶えようとしたんだけどなかなか当たらないもんだ。

とりあえず、ゲーム終了時に体力、精神力の合計が
一番少なかった私は火あぶりに…w

これはもういっかいルールの確認ふくめてやりたいねぇ。

■24

マストフォローのトリックテイク2つ目。
うーん、ゲーム名が一般的すぎて紹介やプレイレポートが見つからないw
仕方ないのでちゃんと書いてみよう。

ゲームのはじめに24点ずつ配られる。
この24点を無くすことがゲームの目的。
ただし、誰かが48点以上になった場合でもゲームは終了。

手札は6枚。
でも、配り方が特徴的。
まずディーラーが3枚ずつ配る。
その時点でディーラーの左隣が切り札の色を決める。
その後さらに3枚を配る。
手札が6枚になった時点で、ディーラーの左隣から
3枚まで手札が交換できる。
手札の交換までできたら降りることを宣言できる。
残りが二人になったら降りられない。

ここからは普通にマストフォローのトリックテイク。
特殊カードが2種類あってまずは各色の"1"のカード。
1のカードが出たら、強くなる順番を入れ替えることができる。
ただしこれが適用されるのは次のトリックから。
同じトリックの間に1が複数出た場合は後出しが優先される。
もう一種類は"24"のカード。
これは常に切り札の色になる。
しかも数字の強弱では常に最強扱い。
つまりはどんな時でもトリックを取れる最強カードなわけだ。
しかし切り札の色扱いなので、マストフォローには従わなければならなく、
状況によっては温存したいが温存ができないということもある。

トリックの制限はなく取れる人は最大6トリックをとる。
トリックを取った人はそのトリックの数だけ得点を減らす。
トリックを取れなかった人は最大トリックでの減点分増やす。
つまり通常なら6点加点する。
さらに、切り札の色を黄色にした場合はこの点数が倍になる。
1トリック取った場合は2点減点、6トリック取った場合は12点減点、
取れなかった場合は12点加点となる。
ここで手札を配る時に選択できる"降り"の選択肢が
意味を持ってくる。
手札が悪くトリックが取れそうにない場合は加点されないために
降りることができるということになる。

また、博打要素としてディーラー左隣は手札が配られる前に
切り札の色を黄色にすると宣言できる。
この場合、得点計算は4倍になる。
ただし、宣言したプレイヤー(ディーラーの左隣)が
トリックを取れなかった場合は48点加点となる。
48点はゲーム終了条件でもあるので、失敗した場合は即座に負けとなるわけだ。

最後に、得点によって制限事項がある。
9点以下になった場合は降りられない。
6点以下になった場合は手札交換ができなくなる。

こんな感じでルール説明終わり。

これもトリックテイクのいろんな要素を詰め込んだものだ。
でも、いい具合にギャンブル性があってよい。

上で説明した"降り"は追加ルールらしいが入れた方が
面白そうという理由で4人とも一回目ということにも関係なく適用w
ゲームは私が途中で残り1になるものの、
4倍ゲームを宣言され、見事に24点加点を受けるw
その後二人が順調に減点していき、
手札交換不能までいって黄色で2倍加点を狙うも
1トリック取られてしまいそのまま勝利となった。

サクサクできるし、いろんな要素があるし、
いい具合に逆転もありな感じでよくできてる。
自分でやりたいって言いだす感じではないかもしれないが
誰かがやってたら喜んで受ける感じ。

■ニワトリも歩けば…

これも紹介記事が見つからん…。
どこかで見た気がするんだけど、気のせいかなぁ。

スートなしのフォロー制限なしのトリックテイクです。
5の倍数のカードが減点カードなのでそれをいかにとらないようにするか。
まあ、これだけだとカード運だけになりそうなんですが
このゲームのキモは配られたカードを
ゲーム開始までに並べ替えて、その順番をその後変えてはいけなくて、
出せるカードは手札の右端か左端という制限があります。
なので、常に手番では2択なんですね。

簡単そうで、確かに簡単なゲームなんですがw
手札の並び替えがやっぱり悩ましい…w
減点札をうまいタイミングで出して相手にとらせたいし、
かといって低いカードばかり出していたら後半は減点取りまくりになるし、
平均的に並べたら、いつかは選択肢がなくなってしまうし…。

とかなんとか考えちゃいます。
実はそれほど影響ないですね。
シャッフルしてランダムに持ったっていいくらい。
(それをやったら興ざめかなーと思うので、しませんでしたが)
現在の選択肢とそのあと現れる選択肢を想定して、
どっちを選ぶかということを考えていくのが本筋でしょう。
と、言いながら展開が見やすいようにある法則で並べたのは内緒ですw

ゲームは確か2位だったかな。
写真のように大きく減点を取ってしまうこともあってなかなか面白い。
インストしてもらった人が言っていましたが、
確かにルールも明確で選択肢も明瞭なので初心者に
おすすめかもしれません。


今回のまとめ

カードゲームやりまくりwww
好きだからいいんですよ?
でも、もう少しバランス取ってもよかったかなぁとw
あと、プレイした人が少なめだったかなぁ。
前半分、後半分でプレイした人がほとんど変わりませんでした。
たぶん8人くらいかな?
もうちょっといろんな人とやるようにした方がよさそうかな。
でも、今回一緒にした人たちみんなマナーがしっかりしていて快適でw
うまいからサクサクゲーム出来ちゃったしねぇ。

公式報告見たらいろんなゲームやられていたみたいなので、
またお世話になりに行きたいと思います。
2回目なら自分がやりたいゲーム持っていって
インストするのもありかなー。

主催の方、一緒に遊んでくれた方ありがとうございました。

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