2011年4月15日金曜日

『塔の上のラプンツェル』

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「ずっと憧れていたものが
思ったより綺麗じゃなかったらどうしよう。」
「大丈夫さ。」
「でも、そうだったとしたら、
これからはどうしよう?」

公式サイトはこちら
江角マキコとしょこたんのCMをみて
全く行く気がなくなってたのだけど、
やたらと評判がいいので観に行くことに。
(芸能人にあそこがよかったとか
言わせるのは正直萎える)

3Dはかなり久しぶり。
たぶん『ヒックとドラゴン』以来だから
半年ぶりくらいになるのかな。

ディズニーだし評価されているっていっても
子供向けに評価されてるってことだろなー
とそれほど期待しないで劇場へ。

で、ガッツリやられた…。
なんといっても質が高い。
音楽も画もそれらの動きも全て素晴らしい。
それらが如実に現れているのが
ミュージカル風の集団ダンスのシーン。
下手なやり方だと引いてしまったりするのだけど
今回は鷲掴みにされた。
手拍子を打ちたくなるようなノリ!
なんだろこれは…。
流れ的には完全にお約束だし、
特別に驚くようなこともないのに
持っていかれたんだよなぁ。

全体のストーリーも地味に良い出来。
驚く展開も、あっというようなラストもなく
本当にお約束なんですよ。
お子様を迷わせない優しいストーリー。
そこに微妙な内容がちらちら見える。
ラプンツェルの外に対する憧れと騙してしまった罪悪感。
フリンの今の自分と本当の自分。
塔に閉じ込めることは本当に悪いことなのか。
(そりゃもう悪いんですけどね)

メインテーマは夢と憧れと未来なんだろうけど、
その中で揺れる感じが私には好印象でした。

ああ、それにしてもマキシマムさん
かっこいーッス!
惚れるッスw
いいキャラいっぱい出てきたけど
マキシマムさんに助演男優賞あげたいwww

今回の評価:★★★★★

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