『ヒックとドラゴン』

「ヴァイキングに必要なものはこれだったんだな…。」
「また、ボク全部を指して言った。」

結構前からよいという評判は聞いていたけど

時期を逃してしまった気がして今まで見てなかった。

今年の夏は随分子供向けの映画観た気がしていたし。

あとは某芸人が宣伝していたのを見てテンション下がってしまったのもある。

"トゥース！"じゃねぇよなぁ…。

週末に時間が取れないことが確定的だったので

仕事帰りに映画館へ。

公開から随分たっているけど8割くらいの入り。

これは良い！

評判通り、いやそれ以上じゃないかな。

もっとヒットしてもいいと思うんだけど。

印象としてはすごくよくできた人形劇。

もちろん人形じゃないし、人形劇ではできないアクションや演出を

バリバリしているんだけど。

アイテムとか舞台が布とか皮を使って作ってあるような

感じなんだよね。しかもきれいにデフォルメされてる。

この出来がすごく良くて手抜きをしているところは微塵もない。

でも、そこだけにとらわれないようなさりげない感じ…。

ああ、グッズが欲しくなってしまいそうだｗ

ドラゴンのデザインは、…うーんそれほどでもないかな。

と思っていたらエンドロールで印象変わる。

これは絵の方が感じ出てるなぁ。

トゥースはちょっとかわいすぎる感じがするけど、表情つきまくりだし。

ストーリーもエンターテイメントしててよかったなぁ。

ちょっと王道すぎるかもと思ったけど、

ちょっとずつ予想してないところを入れてきて飽きさせない。

なんかもうべた褒めです。

時間は『借りぐらしのアリエッティ』と同じくらいなんだけど、

こっちは短い感じがしなかったね。

この時間でちゃんと練られていたのかなぁ。

２Dでもいいのでもう一回見たいな。

今回の評価：★★★★★