2011年3月19日土曜日

「【中央区37回目】3/19(土)ボードゲームオフ会」に行ってきました。

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毎度重めのゲームで遊ばせてもらっている
ゲーム会に参加してきました。

告知はこちら。(mixi)

3/11の地震から一週間。
停電あり、電車の間引き運転ありなどなど
開催も危ぶまれましたが無事に開催です。

こういう時こそ非電源系ゲームでひとところに集まって
ゲームしているのが節電にもあるし、
精神衛生上にもいいんだよ!
と自分に言い聞かせてましたw
(自分に対する都合のいい言い訳ですw)

早めに行っていろいろやったのですが、
ざっくりレポートw

◆ナビゲーター

紹介はTable Games in the Worldさんのところから。

ロンデルシステムというのは初体験。
ゲルツといえばロンデルというほど有名らしいw
円形のマスにアクションが書いてあって、
円を回るようにしてアクションを選択するしていくシステム。
ナビゲーターではマーケットだけ2つあり、
ほかは一つずつ配置されている。
マス目を進められるのは3つまで。
(特殊な処理をすればさらに進められるが)
マーケットは4つおきで計8つのマスで構成されている。
どのアクションも絡み合っているので、
とっていきたいところだけど、
飛ばさないとゲーム中に行える総数は減ってしまう。
他のプレイヤーの動きで最良の選択は変わるので、
他のプレイヤーのロンデルの位置を見ながら動くことも必要だ。

これはかなり好きな部類のゲーム。
最終的にポイントを稼いだ人が勝利。
そのポイントの稼ぎ方がかなり多い。
つまりは勝ち筋が多いってこと。

植民地。
植民地マスでお金を支払うことによって得る。
基本は一つで1ポイントになる。
植民地からは資源(砂糖、金、香辛料)が出るので
それをマーケットで売って資金のベースにできる。

工場。
建築でお金を支払うことによって得る。
基本は一つで2ポイントになる。
製品を加工することで資金を得る。
しかし植民地の資源売りよりは価格は低め。

冒険ポイント。
航路を開拓することで得る。
基本は一つで4ポイントになる。
航路を開拓した時点でひとつ船を失うが、
その地域で出た植民地の一番低い価格と
同額の資金を得る。

造船所。
建築でお金を支払うことによって得る。
基本は一つで3ポイントになる。
船を作る際に造船所と同数までは50で作れるが
それ以上は1世代目は100、2世代目は200、3世代目は300かかる。
資金を増やす足しにはできないが
節約と考えることができる。

協会。
建築でお金を支払うことによって得る。
基本は一つで3ポイントになる。
人を雇う際に協会と同数までは50で雇える。
それ以上の増え方は造船所と同様。
同様に節約と考えられる。

基本はと書いているのは
恩恵という行為でポイントを増やすことができるから。
恩恵のマスで人を一人減らすことによって
恩恵チップを得る。
これで対応するポイントの素点が増える。
植民地、工場、冒険は1枚で1ポイント、
造船所、協会は1枚で2ポイント増える。

他にもポイントの部分はちょっとあるけど
大まかな部分はここだと思う。
(お金と人と船もポイントになる)

お金に余裕があれば植民地を手に入れやすいし、
さらにお金を生み出せる。
これは工場も似たようなもの。
資金面では植民地に少し劣るが基本ポイントが高く
はじめのうちなら植民地より安いのもいいところ。
(50、70、100と上がっていく)
冒険ポイントは失うものも多いけどなんといっても
ポイントが魅力。
造船所と協会はポイントは高いけど
人がそれぞれ4人、5人必要なのと
価格が高いのがハードルが高い。
(ちなみに植民地も人は2人、工場も人が3人必要)

プレイヤー同士で相手の動きを見ながら
主軸を決めてそれプラスアルファで動くことになるとおもう。
それでも大まかに5つあるんだからそこを頑張るのが割と楽。

かぶるとかぶった同士で足の引っ張り合いになり
独占した人に全く太刀打ちできなくなってしまう。

市場もうまく価格変動するようになっていて、
資源を売ると資源収入が下がり、加工収入が上がる。
加工すると加工収入が下がり、資源収入が上がる。
誰かとかぶるとこれまた美味しくない。
でも、ここばかりは3種類しか資源がないし、
序盤は香辛料が出ないのでかぶるしかない。
どこかで他のアクションをしつつタイミングを見て
高く収入を得るのか、他のアクションに必要な資金を
タイミングよく稼ぐのかはなんとも悩ましい。

5人もいて色々と悩ましいのだけど、
ゲームの展開自体はロンデルとマップの進行制限の
おかげでかなり見通しが良く、
手番でもそれほど迷わない。

今回はまったくの情報ゼロからのプレイだったので
他の人の動きを見ながらなんとなくプレイw
はじめは植民地を取りに行ったけど、
上家の資源とかぶってしまってなんとも美味しくない状況に。
かぶってもしょうがないので冒険方面へシフト。
冒険をガンガン進める人がいないので、
ちょこちょこと資金を確保しつつ、
人を4人にして造船所をどんどん建設。
造船所のおかげで安く船も確保し、
どんどん東へと足をすすめる。
冒険で得た資金でさらに造船所を買い、
船を追加してまたまた東へ。
造船所が5つになったところで、
恩恵をとっていきそこでもまた資金を調達。
(恩恵獲得時に対象のもの×30とか資金が援助される)
そんなことを繰り返して長崎へ到着。

一人は植民地を9個とかとっていて
ずっと資金繰りに苦労しなかった印象。
一人は協会を5つ立ててそこでボーナスを稼いでいたけど
資金面がかなり苦しそうだった。
残り二人が工場で、二人で相場をいじり合っていた感じ。
恩恵はかぶっていたので最後のポイントは伸びなかった。
私は冒険も造船も伸ばすことができたので
かなりのポイント(90台?)で勝利!
(恩恵は造船だけだったけど)

船の増産が思いの外うまく回ったことが
最後の冒険ラッシュを産んで好循環状態に入るきっかけだった。

まあ、やっぱり勝つのは正直嬉しいw
他の勝ち筋のプレイもやってみたくなった。
うー、買ってしまいそうだ。
インスト入れて軽く2時間かかるのにw
(5人だからということもあるが)

◆マンチキン・カードゲーム
(写真はあとで載せる予定)

紹介はこのへんで。
TRPGを舞台にしてワイワイするカードゲーム。
モンスターもアイテムもいろんなものが用意されていて
テキストも結構凝っている。
…おばかな方面にw
敵を倒すか1000以上売ることでレベルがアップし、
一番先に10レベルになれば勝利。
(ただし最後のレベルアップは敵を倒さなければいけない)

最初はみんな弱いのでできるだけ力を合わせて
進んでいくがレベルも上がってアイテムも揃いだすと
徐々に足の引っ張り合いが始まる。
モンスター側にさらにモンスターを追加したり、
戦っているプレイヤーのアイテムを盗んだり、
増援に加わったと見せかけてアイテムで自分だけ離脱してみたり。

ルール的に曖昧なところがあったら
ロールプレイと適当な話術で決めちゃえという。
なんともゆるいげーむw

今回は最終的に一人が8、残り三人が9の状態で
延々と足の引っ張り合いをして、
みんなの引っ張り合いのリソースがたまたまなくなったところで
弱いモンスターを倒して人が勝ったw

このゲームを楽しめるかどうかはプレイヤー次第だろうなぁ。
かなりワイワイやって楽しかった。
その分終わったあとに脱力してたけど。


今回のまとめ

他にも軽いゲームを結構やってました。
ForSaleとかポイズンとかククとかオニリムとかゴキポとか。
あ、ハンザテウトニカもやりましたよ。

今回は前日まで参加者3人の予定でひやひやしましたが、
最終的には4卓ゲームが立つという盛況ぶりw
他のイベントが潰れたということもあったみたいですね。

こんな日でも一緒に遊んでくれる人がいるっていうのは
なんとも心強かったです。
一緒に遊んでくれた皆さん、いつも主催してくれる方
本当にありがとうございます。

被災地で大変な思いそしている人がいることは
重々分かっていますが、それを忘れないことと
自分がどう暮らすかということは別だし、
そうじゃないといけないと思っています。
引きずられるように自重して、落ち込んで、気が滅入っていたとしても
誰のためにもなりませんからね。

被災なさった方々にはお見舞い申し上げます。

私は、私たちは元気です。
みなさんがいつも通りの生活にできるだけ
早くできるだけ元の状態に戻れることを祈っています。

いつか一緒に楽しく遊べることを願って。

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