2011年1月22日土曜日

『僕と妻の1778の物語』

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「毎日1つ小説を書くことにしたんだ」
「私だけが読むの?」
「そう、笑うと免疫力が上がるって言ってたろ
だから笑えるような小説を書くんだ」
「ふーん」

公式サイトはこちら

ドラマでやっていた"僕"シリーズを
今度は映画でってことらしい。
もちろん原作はあるんだけど。

売れないSF作家の主人公と
それを支え、夫の小説の第一の読者である妻。
突如具合の悪くなった妻が妊娠かと
思い病院に検査に行くとがんであることが発覚。
退院の際に医者に言われたことがきっかけで
主人公は毎日1つ小説を書くことにする。

もうね、あらすじは大体わかってるんですよ。
で、題名が示す結末に向かってどんどん進むわけです。
あまりに幸せそうな生活が、
少しずつ軋みを立てていく…。
そしてラストへ。

ガッツリ泣くつもりで行ったんですけどね
もうちょっと泣けませんでした。
まあ、随分泣いてはいたんですがw

一番いいシーンは小説についての
やりとりをする台所のシーンだなぁ。
幸せを象徴するシーンあり、
ガラス越しに映る妻の顔あり、
喧嘩のシーンあり。
なんだろ何故かあそこがキーになってる
所が多いんだよね。
何かの象徴なのかな。

全体的に言えば短編部分はそれほどは
面白くなかったかな…。
伝言と知識屋はまあまあよかったけどね。

今回見た劇場がいまいちだったせいもあるのかなぁ。
もうちょっと入り込んで泣きたかったぞ。

今回の評価:★★★★☆

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