「今どこにいるの?」
「…?ぼくはどこにいるんだ?」
言わずと知れた村上春樹原作のベストセラー
『ノルウェイの森』の映画化です。
原作ものでいっぱい痛い目を見ているから
映画化の話を聞いた時には全く観に行く気が
しなかったんですが、
映画館の予告とかテレビのCMを見ているうちに
興味がわいちゃって観に行くことに。
こういうのは旬のうちに行かないとねぇ。
いかにもそれっぽい雰囲気の映画でした。
原作を忠実には再現してないだろうなぁ。
(原作読んだのは15年くらい前なのでうろ覚え)
たぶん村上春樹らしさというものは表現できていないかと。
このへんもがっつり村上春樹を読んでいない私では
説得力がないんですがねw
それっぽい雰囲気というのは
学生のころに感じる人生観的なものを
抱合した恋愛映画でしっかりとおしゃれに
作られているなーってのがグイグイ来るんです。
自然にではなく、グイグイと。
私は"おしゃれでしょー"って感じなのを
あからさまに出されるのは好きではないんですが
これは案外いけましたね。
なんでしょ…、松山ケンイチの雰囲気が良かったのかな。
なんでこれだけ鼻にもつかないし、
ぐわーっと心を揺さぶられたというわけでもないのに、
もう一回見たいんだろう…。
原作も読み返したくなりました。
今回の評価:★★★★☆
P.S.
ああ、それにしてもミドリがかわいい…。
あれはやばいです。なにあれ。
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