2010年12月12日日曜日

『ノルウェイの森』

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
「今どこにいるの?」
「…?ぼくはどこにいるんだ?」

言わずと知れた村上春樹原作のベストセラー
『ノルウェイの森』の映画化です。

原作ものでいっぱい痛い目を見ているから
映画化の話を聞いた時には全く観に行く気が
しなかったんですが、
映画館の予告とかテレビのCMを見ているうちに
興味がわいちゃって観に行くことに。
こういうのは旬のうちに行かないとねぇ。

いかにもそれっぽい雰囲気の映画でした。
原作を忠実には再現してないだろうなぁ。
(原作読んだのは15年くらい前なのでうろ覚え)
たぶん村上春樹らしさというものは表現できていないかと。
このへんもがっつり村上春樹を読んでいない私では
説得力がないんですがねw

それっぽい雰囲気というのは
学生のころに感じる人生観的なものを
抱合した恋愛映画でしっかりとおしゃれに
作られているなーってのがグイグイ来るんです。
自然にではなく、グイグイと。

私は"おしゃれでしょー"って感じなのを
あからさまに出されるのは好きではないんですが
これは案外いけましたね。
なんでしょ…、松山ケンイチの雰囲気が良かったのかな。
なんでこれだけ鼻にもつかないし、
ぐわーっと心を揺さぶられたというわけでもないのに、
もう一回見たいんだろう…。
原作も読み返したくなりました。

今回の評価:★★★★☆

P.S.
ああ、それにしてもミドリがかわいい…。
あれはやばいです。なにあれ。

0 件のコメント:

コメントを投稿