2010年11月21日日曜日

「【中央区33回目】11/21(日)ボードゲームオフ会」で遊んできました。

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私の中でやりたいゲームがなぜかやれる会。
こういうめぐりあわせは大事にしていきたいですね。
そういえば、ここも案内板的なものはないな。

前回は10月は参加できなかったので、
二月ぶり。今回も月島ですね。

ここの和室から見える夜のビルが何とも好きです。

ではいつものようにダイジェスト。

◆INVASION FROM OUTER SPACE
ゲーム紹介はこの辺
いやいや、ちゃんとゲーム紹介してるページが見つかりませんw
なんでかというと「LAST NIGHT on EARTH」という
ゾンビ撃退協力ゲームが名作でそのゲームの
続編でみなさん興奮してるからなんですねw
ちなみに「LAST NIGHT on EARTH」についてはこの記事あたりがいいかな。

今回の敵はゾンビではなく火星人です。
で、なぜかサーカスに着陸してきますw
ゲームごとに選ばれるミッションをクリアするのがプレイヤーたちの目的。
プレイヤーの一人は火星人の司令官になって
火星人をあやつってプレイヤーたちに襲いかかります。


ミッションは火星人を20体倒すこと。
13ターンで20いっていない場合は、10まで
行っていれば勝ちだったかな。

今回の私のキャラクターはルクレシアさん。
(たぶん軟体女かな?)
ドアを斜めに通過できる、
移動しない代わりに休息して傷を回復できる、
という能力持ち。(だったと思う)

まーさんがひげ女、如月さんが団長、客商売さんが火吹き女、
SINETさんが火星人司令官役。

火星人側がサイコロを振ってわらわらと
火星人が降下してきて
ゲームスタート。
私のスタート位置が降下地点に近かったのでいきなり襲撃される。
火星人はよくわからない光線銃を持っているので、
隣のマスから遠隔攻撃を仕掛けてくる。
しょっぱなから火星人3人から射撃!
ルクレシアさんは身が軽いので2以上を出すと
回避できてしまうので、ひらひらりと無傷で切り抜けるw
あれ?火星人弱いぞ?w
調子に乗って火星人に殴りかかる!
近接では火星人がD6×1、プレイヤーがD6×2を振って、
高い方の目が相手の目を上回っていればダメージ。
火星人は耐久力が1なので当たれば倒せるのだ。
ここでサクッと3体撃破!
やっぱし火星人は弱いのかw
そう、結構火星人は弱い。
でも、射撃と数の暴力でなんとかするのだ。

サーカス側は結構有利そうなので、
あとのことを考えてヒーローカードを引く流れに。
私はというとパワートークンを拾いに小屋へ移動。
パワートークンを使うことによって
戦闘時のダイスの振り直しができるので結構大事なのだ。
自分のターンの時にダイスを2個振って白の方は移動に使い、
緑の方は5以上が出るとパワートークンがもらえる。
なので運がいい人は余るほど入るのだが(3個までの制限付き)、
私は運が悪かったのでトークンがない状態に。
そして、小屋について次のターンでパワートークンが拾えるなー
と思っていたらなんと火星人ターンでザードビーストの登場!
ザードビーストは火星人ターンでパワーを溜めることによって
召喚できる恐ろしいモンスターなのだ。
移動力2で壁は突き破る!、
戦闘時にダイスで同値でもプレイヤー側の負け!、
ダイスで負けてもダメージ無効化判定処理をして
5以上で無効化!、しかもライフ3!
(戦闘時のダイスは3個だったかな…)

普通にやったら勝てませんw
で、私が入った小屋が火星人降下地点のすぐ近くで
そこに今までの恨みとばかりにザードビーストが降臨されました。
これは死亡確定かなーと思ったところで、
他のプレイヤーのイベントカード発動!
双子の空中ブランコで壁を無視して6D×2移動!
なんという助け舟…、無事にみんなが集まっているところへ
逃げれたのでした。

そのあとはザードビーストがじわじわ近付いてくるのを
恐れながらみんなでぷちぷち火星人潰し。
大砲撃って火星人を3体一度に撃破したりして、
5ターンくらい残して20体撃破目標をクリアしました。
ザードビーストは本当にギリギリ追いつかなかったですね。

20体撃破ミッションは一番簡単な導入ミッションなので、
火星人側はかなり不利なようです。
(プレイヤー側で傷を受けたのは3回くらいだったかな
ダイスが強かったのもあるけどw)

ミッションはまだ何種類かあってランダムに動く
民衆を守るというのもあるみたいですよ。


宇宙人ネタをギャアギャアしゃべりつつ盛り上がるのがいいですが、
ネタだけではなくちゃんとゲームとしていいバランスなのが
憎いところですね。
今回あまり紹介できませんでしたが、
武器やイベントカードもかなり凝られていて楽しいです。
(二丁拳銃とかねw)
ああ、これは欲しいかも…。
かっちりとした目標がないのでかなり自由度が高く、
パンデミックのようにしっかり相談しながら進めるより
ノリですすめても平気です。
なので各自のターンはかなり早く終わります。
待ち時間が少ないってことですね。
むしろ火星人側はカードを引いて戦略を立てるので、
こちら側に慣れた人がいないとうまく回らないかもしれません。

同じシリーズの「LAST NIGHT on EARTH」と
キャラクターを入れ替えたり、
ゾンビ対火星人対人間の三つ巴戦!
なんてこともできるみたいですw
ああ、熱くなるのわかるわー…。
また是非やりたいです。

◆ズーロレットミニ
紹介はメビウスさんのところから。
2007年のドイツ年間ゲーム大賞をとったズーロレットのミニ版です。
タイルの引き取り方はコロレットと同じですね。
檻にどう入れるか、同じ種類の♂♀を同じ檻に入れると
子供が生まれる、檻を6マス埋めると小屋に入れていた
不要なタイルを1枚破棄するか、他のプレイヤーの小屋から
一枚もらってタイルを配置できるというのが今回のみそ。

種類はコロレットより少ないので、
とにかく邪魔なタイルを取ってでも5,6匹を狙って
檻を埋めるのがいいのではないかと思って、
動物の引き取りはできるだけ粘ってみる方向に。
でも、なぜか私の前の人がタイルを引き取って
なかなか粘れないような態勢にw

うーん、この辺も思ったようにはいかないんだよなぁ。
3人プレイだったので、うまく3人が集めた動物がかぶらずに
先に檻を埋めたり、♂♀がとれたなべさんの勝ち!

コロレットの表のルールのようにできるだけ
集めるといっても4匹までは頭数だけが得点なので
戦略のうまみは得られなかった。
今回はうまく種類が割れてしまったこともあってダメな感じにw

コロレットをちょっとだけ要素を増やしましたという感じで
ちょうど良い追加の感じかな。
カード>タイル>ボードゲームと
各段階でゲームを作っちゃうんだからすごいよねw
絵がかわいいのでコロレットよりもこっちがいいという人は
多いかもなぁ。

◆トロワ
紹介ってあるんだろうか…。
見つからなかったからBGGの日本語版ルールのリンクでw

Table Games in the Worldの2010年のエッセンの
人気を紹介した記事を見たときから気になってたもの。
如月さんがあるルートで手に入れてきたらしい。
本当にありがたい!


中世のトロワという都市で、
各勢力に分かれて都市の発展に貢献するというゲーム。
ゲーム風景の真ん中に見えるようにダイスを使うゲームなのだが
実はこのダイスそんなには回数を振らないのだ。
ラウンドが6ラウンドで構成されていて、
各ラウンドの頭に各色に応じた建物に置いている
自分の部下の数だけサイコロを振る。
なので全体で振られるサイコロの数は18個だが、
18が6回振られるだけ。

さてこのさいころが何を示しているかというと
労働力を示している。
赤は軍事用、白が政治用、黄色が経済用。
自分のターンが回ってきたら同じ色のサイコロで
1~3のグループを作って、各アクションを実行する。
サイコロは他人からもらってくることもできて
その時はグループの個数の多さに合わせて
お金をもらったプレイヤーに支払う。

アクションは役割カード、
イベントカード、大聖堂の建設、
部下の配置、収入に分かれる。

自分のアクション時には影響点を使って
自分のサイコロをひとつ振り直す、
部下を新たに雇う、
自分のサイコロを3つまで裏にする、
ということができる。

影響力をとるにはイベントを解決するか、
大聖堂の建設が必要。

お金は他のプレイヤーにダイスを渡した場合と
ラウンドの開始時に収入がある。(部下の配置によって変動)

部下、ダイス、お金、影響点というリソースを駆使して、
役割の特殊効果発動、イベントの解決、
大聖堂の建設をして得点をいかに稼ぐかと。

また、最後に計算されるボーナスについて
プレイヤーごとに1枚配られる。
ボーナスは6種類あるので4人プレイの場合は
2つは使われないことになる。
他のプレイヤーの動きでどのボーナスが
ありそうなのかを読むのも必要だ。

役割カード各色レベルに対して1枚、
イベントカードも6枚しか出ないため、
毎回ゲームが変わるという仕組みである。

(ああ、概要をまとめるのもルールをきちんと見ていないので
用語がうろ覚えで怖いw
インストしてないゲームってこんなもんだよなぁw)

役割カード、イベントカードの解決は
早い者勝ちな雰囲気があるので
ワーカープレイスメント的かなと思うけど
こうやって落ち着いて考えてみると
みんなでランダムで出したワーカーの
奪い合いと見るのがいいのかな。

かなりゲーム慣れしているであろうメンツなのに
ルールの把握に時間がかかった。
それくらいボリュームのあるゲームなのだ。

1ラウンド目はみんな様子見。
ゲームの流れ確認的に進行。
他のプレイヤーのダイスを取ることもなく進む。
2ラウンド目からガンガン動きだす。
役割は4つ公開され、イベントカードも4つ並んでいる。
自分の利益になるように人のサイコロを貰うのだが、
大きく動こうとすればするほど3つのグループを
使おうとするので払わなければいけないお金が増える。
最初は全員お金が余り気味だったのに
あっさりお金のある人とない人に分かれることに。
もちろんお金を払った人はそれだけの影響点や勝利点を
稼いでいるわけだからリードしているとも見える。

私はあまり役割に行かず、
お金をふんだんに使って大聖堂の建設と
部下の配置に傾けてみた。
大聖堂の建設では勝利点と影響点が取れるので
結構ゲームの勝利に直結しているのではと思ったのだ。
さらに自分に配られたボーナスカードが最後に残した
影響点でボーナスが得られるものだったというのもある。

最終的に役割には一人だけ置いて、
大聖堂には10個ぐらいキューブを置いたw
ダイスは自分で使っていることもあったし、
10分の1税という特殊効果で黄色のダイスを
お金を払わずに持っていかれたりして
5ラウンド、6ラウンドではお金はカツカツ状態だった。

最後ボーナス計算も含めてなべさんと32点同点で勝利!


他の人のレビューがないのでザヴァンドールの鉱山と同じように
だらだらと雑感を書いてみる。

これはインストきちい。
ゲームの流れ、他プレイヤーからダイスを取った時のお金、
影響点を何に使うかというのはサマリーカードがあるのだが、
ゲームの流れは外国語(メーカーはベルギーらしい)なので
そこまで役に立たない。
せめて何か絵になっているものが説明書にでもあれば
説明できる気もするのだが。
一番うれしいのはボード上を見たらわかることなんだけどね。

ゲームが毎回変わるというのは最近のはやりかな。
役割カード、イベントカードが出るたびに説明すればいいというのは
ありがたいけど、さすがにそんなにまで変わる必要があるかなとは思う。
でも、固定されちゃうとゲームの流れが一緒になりかねないかな?
イベントカードだけとか役割カードの枚数が
もう少し少なくてもいいとは思う。
入っている分には何の問題もないんだけど。
ここの要素の多さで、ゲームの把握に時間が
かかるっていうのはあるかな。

お金はどう見るべきか迷いどころ。
お金に関するボーナスもあるし、
かといってあまりに残したところで意味はない。
結局ここもバランスを取れということだろうか。
役割を取る選択肢、人からダイスを取る選択肢を
多くするためにある程度のお金は必要だということだ。
これは影響点にも言えること。
結局、今回は影響点を20も残してしまった。
(ボーナスをフルで取るには15だけでよい)
5も余った原因は役割を取っていないので
部下が少ないことだけど、それでももっと振り直しに
使ってもよかったはず。
なぜか影響点が勝利点に結びつくというイメージが
強くついてしまっていたのが原因だと思う。

偏らせた戦略は結構取れるのではないかと思った。
イベントを積極的に解決して、影響点を稼ぐのもいいし、
大聖堂の建設に行って勝利点と影響点を稼ぐのもいい、
部下を配置しまくってダイスを振るのもいいだろう。
それでも、偏らせつつその分へこんだところを
しっかりと補う必要がある。
何かが欠けて全く身動きが取れなくなったのでは
意味がなくなってしまう。

ボードの絵、カードの絵がいい。
中世らしいすこしくたびれた感さえある絵がしっくりくる。
それに合わせるのであれば、
ダイスをもう少しシックな感じにしてあると嬉しかったけど
さすがにそこまでやってしまうと
特注になって値段が一気に上がるんだろうなw

以上、雑感終了。

とりあえずもう一回やりたい。
いろいろ大変なことはあるけど、
これも欲しいと思ってしまう。
本当にボードゲームらしいボードゲーム。

◆フレスコ

なぜか要望があって2回も立てた。
拡張の"依頼"を追加してやったので
それの感想とか、ゲームの展開とか書きたかったんだけど
他の感想で疲れたので、今回は省略。
(気が向いたら書きたすかも)


今回のまとめ

やりたかったゲームを二つもやれて満足。
特にトロワの方はやれるとしてももっと先だと思っていたので
本当にうれしかった。
すげーっす、如月さんすげーっす。
電力会社が隣で立っていたけど
またやり逃したのは残念。いつかやれるといいなぁ。

今回はSINETさんと帰り道が一緒だったので
ゲーム会の話とかゲームの話とかいろいろ話ができて
楽しかった。ゲーム会っていろいろネタがあるよねぇ。

やはりここのゲーム会は本当に私には貴重で
仲間内の会(卓ゲ部)でもやれないような重いゲームまで
やれてしまうのがありがたい。
できるだけ、参加して存続に貢献していきたいなぁと思ってる。
(でも12月はいけなさそうですが…)

一緒に遊んでくれたみなさんありがとうございました。
またよろしくお願いします。

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