2010年10月31日日曜日

卓ゲ部で遊んできました。(2010年10月リベンジ)

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なぜか、今月は2週連続。
えーと、主催者のきまぐれですかね?w

11時開始で11時40分ぐらいに着くと
今回は人がいない…。
そうかもうこんな日が来たか、と思っていたら、
見慣れたカバンがあったので、着ているのだけは確認。
とりあえず15分ほど放置プレイでした。

最近はどんどん重いものが楽しくなってきてどうしようもない。
新作で琴線に触れるものそういうものだしね…。
短くて切れ味があるゲームも探していきたいなぁ。

では、いつもの通りダイジェスト。

◆ハンザ・テウトニカ

最近ずっぽりはまってるゲームです。
初プレイの人にはすこしもやさしくないゲームだと言われましたw
まあ、それは仕方ないわなぁ。

今日は2回プレイ。
1回目は3人で。
序盤に権威と袋の間の都市に早々に事務所を構えて、
サクサクとポイントを伸ばす方向で。
相変わらず移動は好きなので、
アクションは4、移動はフルに解放して、
最後は町の支配とネットワークを取りに走る。
ロゼqさんが初プレイだったのに、
ガチで行ったせいもあってしっかりと勝利w

2回目も特にプランなし。
ある程度能力伸ばしてから、
ネットワーク取りに行けばいいかなと。
また、序盤に権威と袋の間の都市に事務所を構える。
やっぱりスキルに関係する町の周りは取って損はない印象。
権威と袋の間は白の交易人で建てられるのがおいしい。
相変わらずスキルか事務所かの判断は難しいけど。
今回は展開的に私だけが袋を1段階解放(ストックからの補給で5)していて、
他の人は初期のスキル(ストックからの補給で3)だった時期が長かった。
これは何となく他の人には取らせない、または取らせるとしても
商人駒を追い出してもらう条件にしようと、
がっつり居座りをしてみた。
これが大きな作戦ミス!
権威と袋の間に事務所を構えているんだから、
ここの道はどんどん完成してもらうべきで、
商人駒を置くよりもむしろ交易人を置くべきところ。
場合によっては移動で明け渡してもいいくらい。
ここが勝負の分かれ目になって、
サプライのコマが人より多いのをいいことに、
どんどん追い出しをしまくって、
実際は相手にストックからの補給があまり要らない
状態にしてしまっていたらしい。
一方Tさんは商人スキルの周りに事務所を構えて、
自分の能力を開放しつつ得点も伸ばしていた。
この辺の差が大きく出て、結果は惨敗。
最後は東西ネットワークの7点を取りに行ったが、そこも間に合わなかった。

良く良く反省してみると、
自分の手番ではなく、相手の手番でポイントできるというのは
非常に大きなことで、そこを有効活用せずに
自らふさいでしまっては負けるというものだ。
ああ、反省はするけどこういう負け原因もあるのかと
感じられるのも楽しくて仕方がない。
まだまだ、はまり状態からは抜けないようだ。

◆あやつり人形

まあ、とにかく好きな操り人形。
でもそれは通常版のお話。
今回は役職をすべて拡張にして、
特殊建物(紫の建物)もすべて拡張のものに交換。
(カードのバランスがあるので拡張から4枚は除外)

拡張の役職にするとゲームバランスがかなりひどくなるよと
聞いていたので結構ドキドキしながらプレイ。

ちなみに拡張の役職。

(メビウスさんとこからコピーしたけど、
役職名はアークライト版にアレンジしてます。)
1 魔女:魔女に魔法を掛けられたキャラクターは、自分の手番を魔女に盗まれます。
      手番を奪われたプレイヤーも収入はできます。
2 徴税人:建物を建設したプレーヤーからコイン1を受け取ります。
3 魔術師:ほかのプレーヤーの手札を見てから取ることができます。
       奪ったカードはすぐに建築可能。これは普通の手番の建築とは別にできる。
4 皇帝:国王を指名できます。国王になったプレイヤーからは
      コイン1またはカード1を貰う。
5 修道院長:最も多くのコインを持っているプレーヤーからコインを受け取る。
6 錬金術師:手番で建設に使ったコインを回収できる。
7 航海士:コイン4かカード4が獲得できる。建築はできない。
8 外交官:他のプレーヤーと建物を交換する。
       その際差額を相手プレイヤーに払う。

今回は6人でプレイ。
だれが、どの役職に固執するでもなく。
さらさらとしたプレイ。
Sさんが魔女をいっぱい取っていたくらいですね。
毎回見事に当てていましたがw

私は最初の手札が低コストで色がバラバラだったので、
スピード重視5色8軒を狙う方向で。
魔女で手番を奪われたりもしながら、
思惑ははずさずに展開。
さらに、途中@Igneous_Fatuiさんの
特殊建物効果で終了条件が7件になり、
これはいけるか?と思ったら、
私は拡張のコインがあふれる状況にもかかわらず
金欠が響き、Tさんに7件目到達トップを取られてしまいました。
そのラウンドで7件目に到達したので2点はもらえましたが、
結果は4位。
うーん、やはり拡張になっても片思いのゲームのようですw

今回の感想として他の人に聞いていたほど
バランスが悪くないなということ。

なんといっても違うのは、盗賊がいないのでコインを一気に失ったり
奇術師がいないのでカードを一気に失ったりすることがありません。
暗殺者もいないので全くの空手番になることもありません。
将軍もいないので建物を壊されるとともありません。
(外交官で交換はされますが…。また、建物の効果で壊されることはあります。)

錬金術師、航海士、徴税官のおかげで
あまりコインに困ることがないので
6コストの建物も建てやすいです。

実はすごく優しいゲームにしているのではないかと。
全くの空手番が存在しないし、建物を壊されることがないので、
自分の建物が全く立たないということはほとんど起きません。
なので、プレイヤー間の差がつきにくいです。
基本の場合、暗殺されたり、泥棒に奪われたり、
奇術師でカードを奪われるとかなり致命的に
ゲームから取り残されることがあります。
拡張では実はこの状況を回避しているのではないかと。

というわけで、結構拡張オンリーはおすすめかもと思いました。
基本と拡張を混ぜて遊ぶということも説明書にあるそうですが、
混ぜると今度はここに破たんが起きる、
そこをカバーするにはここを変えないと、
いやいやその変更ではまたここを変更しないと、
というように割とバランス取るのが難しそうです。
簡単に変更するなら基本に魔女を入れるか、
拡張側に司教くらいでしょうか。

缶入りみたら買おうかなぁ…。

◆ザヴァンドールの鉱山
紹介はTable Game in The Worldから。
ドワーフの次の後継者を決めるゲーム。
宝石を取得して、交換をして、宝石で競りをしてアイテムを取り、
それぞれの能力を宝石をつかってレベルアップしていく。
ゲームは11から13ラウンドの構成。
どこでポイントを取るか、どこでどの能力を取るか、
またレベルアップしてその能力を獲得するかというところが
このゲームの大きなところ。

以下、肝となっていると思う部分をだらだらと書いてみる。

競りで勝っても1枚では1ポイントしかもらえない。
3枚以上でアイテムが取れるけど、ポイントはもらえない。
(アイテムの代わりポイントももらえるけど、その場合は1ポイント)
サファイアで9枚、エメラルドで8枚、ダイヤで7枚、ルビーで6枚以上で
競り落とすと4ポイントとアイテムがもらえる。
(アイテムを貰わずに5ポイントでも可)
つまり、サファイアでは8枚で競り落としてもポイントにした場合は
1ポイントにしかならないということ。
基本、競りではアイテム取得になる。
カードを偏らせることによってポイントも狙えるくらいに思った方が正しい。

プレイヤー館のカードの交換はあまり行われない。
交換の際プレーヤー間なら1:1で交換、
山札・捨て札からなら2:1で交換ができる。
プレイヤーが出すのは何でもよいので、
サファイヤとエメラルドを出してルビーを取るというのもあり。
他のプレイヤーとの損得が一致すれば、
交換が行われることもあるがそれほどは起きない。

入札に使ったカードはレベルアップには使用できない。
入札するにあたり、0枚入札もあるので、
今回はサマリー用カードの下に置くことにした。
(なんか工夫できないかなー…)
入札では落としたいけど、後のレベルアップのために
これくらい残しておきたいというのがかなりのせめぎ合い。
しかも、王様のコマの位置でレベルアップに使用する
宝石が変更されるものもあるので、
これもあれもと残したくなる。
自身の種族のレベルアップは王様のコマの位置で決まる
方式なのでこれから逃れるすべはない。
この辺で、割と1枚入札でポイントが取れたりすることもある。

テストプレイでやった時には収入の制限を解放することが
大きな処理だと思ったけど、4人の場合は誰も制限を開放しなかった。
4人になったことで、アイテムの獲得率が落ちていることが
大きな要因だと思う。
この辺は人数によってかなりのバランス変更があるとみていいかと。
4人プレイの場合はアイテムを5つ取ったのが3人、
4つ取ったのが1人だった。
巻物はあまり落札されていなかったので、その影響もないかと。

色を合わせたコンボは非常に強力。
そんなに狙ってできるわけではないが、
取れたなら非常に強力。
今回はエメラルドでコンボを作れた人がいた。
種族でエメラルドを確保しつつ、エメラルドの祭壇で
手堅く落札していた。(エメラルドでの落札時に3ポイント)
こうなると8枚ない状態でも、ある程度の枚数をそろえて
アイテムを取りつつポイントも稼げる状態になり
他のプレイヤーからは止めようがなくなる。

落札に失敗した場合はレベルアップには使用できないが
次のラウンドには返ってくる。
落札もできず、レベルアップにも使用できなかったわけだが、
場合によってはアイテム+4ポイントのチャンスになることがあり
それほどの落胆にはつながらない。(でも悔しい)

結構重めのゲームなのにダウンタイムは異常に少ない。
収入は収入制限の6枚を超えるまで選択がない、
交換は手番順関係なし、
入札の時は少し時間がかかることもあるが、
他の人が何をどれくらい持っているかという情報は
かなり少ないのでそれほど推理を
働かせることもなく時間はかからない、
レベルアップはできることが限られているので
あまり時間がかからない。
ということで、待ち時間は本当に少ない。
これはゲームとしてのかなりの利点。

以上、だらだら終了。

今回のゲームでは、
序盤あまりうまくいかなかったのだけど、
自分の種族を上げつつ、木のトロッコの種族の確保に成功。
これはサファイヤで行くしかないかなと覚悟を決めつつ。
サファイヤはアイテム取りに、他の宝石はポイントとりや、
交換に使用。
木のトロッコを伸ばしたおかげでサファイヤが
いっぱいになり、途中で9枚のアイテム+4ポイントゲット。
こうなるとおいしいけど、さすがに9枚はきつい…。
他はルビー、ダイヤに伸ばす人、エメラルドのコンボを作りに行く人という感じ。
上の宝石については種族も取れなさそうなので、
がっつり自分の種族をあげてレベルマーカーと
完成の11ポイントを狙いに。
これがきれいに完成して、最後にとかげを取り4ポイントも
稼いで終了。
自分の種族でのポイント、
途中でのポイントが効いて36ポイントで勝利!

競りはかなり思ったようにいかないと思う。
でも、いつかは取れるのでなんとか。
種族は早めに1枚、制限が開放できるなら
どんどん取りたいところ。
11~13ラウンドなので長いかと思いきや、
上にも書いたようにダウンタイムが少ないというのと
レベルアップによる拡大再生産のおかげで
気がついたら終盤にもつれ込んでいる。

これはかなりのいいゲームかもしれない。
基本のボードの裏にある特殊種族でもやってみたくなる。
ああ、また時間が足りないなw


今日のまとめ

面白いゲームが多すぎて困る。
しかも最近は60分~90分のゲームにがっつりはまってる。
8時間あって、シャッフルに時間を少し時間を使い、
毎回インストやルール確認があったとはいえ
4回しかゲームをしていないのは異常だろう。
だが、満足感もひとしおなのでしょうがない。
問題はこのテンションをどううまく処理するか。
前回、今回とも仲間内の会だったのでこれでいいけど、
他のゲーム会では60分までのゲームが主流
(そういう制限のゲーム会もある)で、
インスト入れて90分がかなりぎりぎりのラインだと思う。
やはり、短めのゲームで切れ味のあるものを探したいなぁ。

私の中でこのラインで推せるのは、
「魔法にかかったみたい」、「交易王」、「グリモワール」くらい。
「タルバ」はこれよりちょっと軽いし、
「フレスコ」はちょっと重い。
ゲーム表示に45分とあるものを探しているけど
結構少ないんだよね…。
こういう意味でもwonder7に期待をしています。

ああ、まだまだあそびたりないw
一緒に遊んだみなさんお疲れ様でした。
また来月飽きるほどやりましょう。
(飽きるわけないけどw)

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