2010年9月5日日曜日

卓ゲ部で遊んできました。(2010年9月)

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もう一年半ほど参加している卓ゲ部で遊んできました。

メンツはいつもの人たち。
仲間内の集まりって楽でいいわぁ。
ぬるいのも善し悪しだけど。

いつものようにプレイダイジェスト。

■ファウナ

前日にもやったのにファウナ…。

最初は簡単な緑色の方の問題で。
レッサーパンダが出てきたり、
チンチラが出てきたり。
名前は見たことあるけど実際の大きさわからない
というのがよくわかる。

地域はあまりかけずに大きさ、重さをメインに賭けた
堅実さで1回目は私の勝利。

慣れてきたところで裏面の黒い問題で2回目。

見たことのない動物がわんさかとw
いや鳥とか、牛とか、なんか小型哺乳類?とかそれくらいしかわからない。

「これは実はでかいんだよ」
「いやいや小さいでしょ?そんな大きかったらきもい」
と緑の問題ならわかったものがさっぱり当てにならなくw

「やっぱここはアンデスでしょ」
「いやいや、ここでイギリス!」
割とあてずっぽになるところでみんなネタのような
賭け方に走る。ここはキャラ的に~とかw

動物知識はあってもこのゲームの正解には全く役に立たないことを
披露しあったりして大盛り上がり。

コマの数も減らさずじっくり稼いだロゼqさんが勝利。

やっぱりウケがいいなぁ。
とりあえず3回やったけどまだまだ問題は尽きない。
まだまだ登場してもらうことになりそう。

■ハイソサエティ

貴族になって自分の資産を支払って
財産(屋敷とか競馬馬とか美術品とか)を競り合う。
マイナスになるカードを避けるために逆競り、
倍になるカードの競りもあるが、
何といっても大きな特徴は最後の残した資産の合計が
一番少ない人が即脱落ということ。
財産を集めまくっても最後に資産がない貧乏人は貴族たりえないということですな。

1回目は様子見しながらやるつもりが
はじめから値段がつり上がり大味な展開に。
さらに特殊カードがどんどん出て他の人の動きが全く読めなく
いつ終わるかわからない状態へ。(特殊カードがすべて出ると終了)
最終的に普通の財産カードが2枚くらいしか出ないで終了。

私は2倍カードに資産をつぎ込みすぎて脱落!w
Cascadeさんがしっかり勝利。

2回目は相手の出した資産額もある程度覚えて、
これくらいが相場だよーと口に出しながらプレイ。
場が操作できていたとは思わないけど、
声に出してワイワイ言いながらの方が把握はしやすいなー。
相場はずしてでも行かなきゃいけないときは行かなきゃだから
それほど誘導はしてないし、仲間内だからどこまで正当性あるか
自分で判断してるしね。

途中で1/2を押しつけられながらも、
ちょいちょい財産を取って細かく積み上げる。
他の人が途中の2倍カードで資産を使ったところで、
最後の2倍を資産最下位にならない程度に残しつつ
全額ほうりこんで勝利。

勝負かけどころが難しいなぁ。
特殊カードがいつ出るかもわからないし。
短時間だけど読みまくりで頭使うゲーム。
でも、ばっちり行ったという感じにはなかなかいかないので
ちょっと爽快感は少なめかも。
まだ回数が足りないからかな。

ボトルインプ

テンデイズラジオで紹介されていて面白そうだなーと思っていたもの。
この前完全カード版が出たので購入していた。
まあ、本当は小瓶が付いてきた方がゲームらしいんだけど…。
手に入らないものはしょうがないし。

「悪魔が入った小瓶が願いをかなえてくれる。
小瓶の持ち主は他の人に譲る時は
自分が買った時より安い値で売らなければいけない。
売れずに最後まで持っていた人には地獄が待っている。」

というおとぎ話がバックボーンにあり、カードにはそれを示す
イラストやストーリーが描かれているのだ。
ああ、こういう雰囲気大好きだ。
でも、ボトルのやり取りというのはきちんとゲームに取り込まれている。

カードには3枚の色があり、親が出した色と同じ色を必ず出さなければいけない。
(マストフォローと言われるトリックテイキング)
カードにはそれぞれコインが描かれており、
トリックを取るとそのコインが勝利点になる。
基本的には同じ色の中で一番高い数を出した人がトリックを取るが、
場にあるボトルの価値より低いカードが出た時には
その低い値の中で一番ボトルの値に近いカードを出した人が
トリックを取り、ボトルの所有者となる。

ボトルの価値は37枚あるカードの真ん中である19から始まり
ボトルの所有者が移るたびにトリックを取った時の
数字に下がっていく。まさにストーリーのよう。
しかし、ストーリーのように最後まで手放せなかった場合には
トリックの得点は0になり、ボトルに最初セットされたカード分マイナス点がつく。

ゲームの最初にカードのセットと隣のプレイヤーとの
カードの交換があったり、色ごとの分布があったりと
トリックテイキングにしてはルールがいっぱいあるんだけど
一度やってみるとよくわかる。

いかにボトルを取って得点を稼ぎ、いかにうまくボトルを手放すか
この読み合いに尽きると思う。

手札から順番に出せばボトルでおいしく稼ぎながら
手放すまで操作できると思いきや、セットされているカードがあるので
完全には読み切れないようになっている。

1プレイが短いので何ラウンドとか何点取ったらとか
隣の卓が終わるまでみたいにかなり柔軟な終了条件を設けられるのもいい。

Cascadeさんがかなり計算してずっと俺のターンと言わんばかりに
ボトルでトリックを取りまくったら、セットのカードの読み違いで
ボトルを手放せずに終了とかしていてゲームの味が見えた気がした。

サクサクできるし、読み合いもあるし、運もあるって感じで
これはもうすこし定番に上げたいなーというゲームでした。

■パンデミック



もう大定番のパンデミックをバイオテロリスト入りでプレイ。
ロゼqさんがバイオテロリスト役で。

バイオテロリストはスコットランドヤードのように現在位置を伏せながら
ウイルス(紫)をまいたり、ベースキャンプを破壊してプレイヤーたちの邪魔をする。
バイオテロリストの勝利条件は地球が滅亡するときに紫のウイルスがどこかにあること。
もちろんウイルス(紫)を撒ききっても終了。

プレイヤー側は3人で私、Cascadeさん、@GNPSTONPさんで、それぞれ、疫学者、作戦エキスパート、通信指令員を担当。

序盤からスペシャルカードを引きまくる展開。
スペシャルカードが自由なタイミングで使えるという意味ではありがたいようだが…。
カードの色が偏らず、方針も見えにくいなかウイルスをとりあえず駆除していく。
バイオテロリストはサクサクと紫ウイルスを散布!
ぬー、気持ち悪いけど一度にどっと増えたりはしないので放置!
中盤はかなりエピデミックが出ない時期が続いて
ちょこちょこと治療薬はできるものの撲滅には程遠い状態。
そこで、かなりばらまいていたバイオテロリストを拘束してみたり。
そう、忘れていたのだよ平和な期間が長ければ
地獄も待っていることを。

治療薬を3つ作ってなんとかなるかなーと思っていたら
3回目のエピデミック発生。これはウイルスをかなり除去していたので
そんなには痛くない。と思っていたら次のターンで4回目のエピデミック発生!
エピデミック連発とは…。
もちろん、前のターンでウイルスが増えていた都市にウイルスが撒かれるので
アウトブレイクの連発でプレイヤーの負け…。
ちなみにバイオテロリストのウイルスを除去しても他の都市を除去しても
負けという詰んでいた状況でした。

やってみた感じでは猛毒種よりいい感じ。
バイオテロリストは選択肢が限られているので
すぐプレイヤーのターンに戻すことができるし、
ゲームの進行をちゃんと左右することができるので
かなり楽しかったようだ。

私も次やるならバイオテロリストやってみたいなぁ。

■交易王



「交易王に俺はなるっ!!」って言わないと
勝てないゲームではないですw
(そういえば今回は言わなかった)

市場の相場を読んだり、相場を操作してどれくらい稼げるかというゲーム。
自分の会社の船を買い足したり、特殊なカードをかったりして
ゲームを有利に進めることができるが最終的に競うなのはお金なので
どこで何を買うかというのがとても大事。

パンデミックと同じメンツでプレイ。
二人は初プレイだったので1回目はまあ接待プレイみたいなもんですよ。
ロゼqさんが勝ってたけど大人げないなー。
(もちろん私も本気でやってた。負け惜しみですw)

2回目は私と@GNPSTONPさんが売買契約書(収入時に+2)、
ロゼqさん、Cascadeさんが積み替えで進む。

途中相場をうまく読んで私が一歩抜けだし、
中盤過ぎに4隻目の船を買って収入を逃さないような体制に。

狙いがうまくいってこのまま逃げ切りと思ったところで
残りの山札が4枚になったところでカードだけ引く。
だがここはどう考えても積荷を変更しなければいけなかった。

ここを見逃さなかった3人がしっかりと稼ぎ、かなりの接戦に。
最後@GNPSTONPが清算では不利と見て、清算せずに終了。

結果は3差で勝利。
ちょっと油断しただけで負けそうになるところも
このゲームはちゃんとしてるなぁ。
集計してみたら途中で遅れたと思っていた
Cascadeさんも10点ちょいしか離れていなかったし。
清算するときにCascadeさんにすこし儲かるならいいか、
という計算でじわじわと差が縮まっていたようだ。

いろんなドラマも起きる中どこに乗るのか
どこで裏切って自分だけおいしい思いをするのか。
本当に目まぐるしく変わるところへの対応が楽しい。


今回のまとめ。
久しぶりの仲間内ボドゲでした。
仲間内だから通じるネタがあったり、
把握が速かったり。
プレイの質が高かったり。
やっぱりいいことが本当に多いね。
もちろん外には外の良さがあるけど!

2 件のコメント:

  1. うーむ。楽しそうだ。
    日曜日は二日酔いでうだうだしてました。

    ラッタスはまだ未プレイ。
    でもボドゲはルール読んでるだけで
    結構楽しいことが判明。
    早くやってみたい!

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  2. >ひげっち

    ま、機会があれば卓ゲ部でも遊ぼう。
    ラッタス最近いろんなとこでレビューされてるんだけど
    面白そうだわー。
    インストよろしくねw

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