「食べて、寝て、食べて、寝て。
そして、二人で生きていきましょう。」
ベルリン国際映画祭で寺島しのぶが最優秀女優賞を取った作品。
設定からしてすごい。
両手両足を無くし、声もまともに出せず、耳もやられた状態で
戦地から戻った夫。
それを献身的に世話する妻。
そして迎える終戦の日。
ぶっちゃけ、かなり引きます。
で、いつの間にか引き込まれます。
二人の演技がすごいし、愛憎が渦巻き方が
実際にはあり得ないように見えることがかえって現実味を感じてしまう。
寺島しのぶってあたりがキャスティングの妙って気もする。
これ以上きれいじゃなくても、きれいすぎても話の邪魔になりそう。
ラストの締め方も素晴らしいです。
ぼろぼろに泣きました。
そうだよ、戦争は二度とおこしちゃいけないよ。
そんなことを感じた終戦記念日一日前でした。
今回の評価:★★★★☆
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