2011年5月28日土曜日

『アジャストメント』

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「私は心が読めるんだ。
好きな色は青、
数字は17
そうだろ?」

公式サイトはこちら

予告編を見て結構楽しみにしてた作品。

もし自分の運命が誰かに操作されているのだとしたら?
というかなり分かりやすいテーマ。
怪しげな「帽子の集団」。
原作はフィリップ・K・ディック。
古典的SFなんだろうなーと胸を踊らせていたわけです。

でも、期待しすぎたせいか肩透かし食らった感じです。
全体的な雰囲気はいいんだけどなー。
もともと短編らしいので、それを2時間に
間延びさせっちゃったんじゃないかと思ったり。
話の大筋や設定はすごくいいのに
無駄に長くなってるせいで間抜けに見えてしまいました。

SFってよく考えるとかなり間抜けだったりすることは
あるとおもうんですが、
観ている間にそこを感じさせないところが
うまさだと思うんですよね。

伏線っぽいのもあまりないのが残念。
ああ、もしかしてあれもこれもひょっとして
操作されてたのか?と思うところが大事だと思うんだけど。

なんとも非常に残念な感じに出来上がってしまっていました。

今回の評価:★★☆☆☆

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